はじめに
Bluesky と言う言葉を耳にしたことはありませんか?
SNSのページで、最近よく話題に挙がるのを見た人もいるのではないでしょうか?
今回は Bluesky とは何なのかを簡単に紹介します。
Bluesky って何?
Bluesky は 短文メインのソーシャルネットワークサービスです。
Twitter の元トップ Jack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏が作りました。
X に似たロゴや色となっていますが、機能的にも X の代替アプリとして使えます。
Bluesky は現在、急激に利用者を増やしているプラットフォームで、ユーザー数は2,000万人(2024年11月現在)となっています。
X との違い
見た目も似ていますが、機能においても、使いたいものは全て揃っています。
よくあるソーシャルネットワークサービスと同様、リアルタイムなメッセージを投稿したり、コメントしたり、共感を表したり、友だちや家族、仕事仲間などとコミュニケーションを取ることができます。
強いて言えば、Bluesky の方がシンプルです。
Blueskyは分散型
表面上は分かりませんが、データの管理体制が異なります。
- ユーザーのデータとコンテンツが一元管理されていない
- 中央当局(管理本部のようなもの)を介さずに、ユーザーは情報(データ、コンテンツなど)を自分で管理する
※ X の場合は、運営会社によって集中管理されている - 複数のサーバー管理で、1つのサーバーに問題があっても他サーバーは影響を受けにくい
ユーザーが自分のアカウントを自由に移動でき、自主性とプライバシーが尊重されていると言えます。
分散型サーバーのマイナス面として、ルールに一貫性がないこと、ヘイトスピーチなどの問題がゼロになるわけではないことが挙げられます。
新規ユーザーの急増理由
2024年11月以降、新規ユーザーが急増しているようです。
これはアメリカの選挙と利用規約の変更が理由と考えられます。
アメリカ選挙
2024年11月のアメリカ選挙結果を受けて、新規ユーザーは急増中です。
X の執行会長兼 CTO の Elon Musk(イーロン・マスク)氏が、共和党の候補者を支援したことに抗議して X を去る人もいます。
イギリスのガーディアン紙が、Xのアカウントを終了すると宣言したニュースを見た人もいるのではないでしょうか。
Xは有害なプラットフォームで、政治的な議論を展開するために Elon Musk(イーロン・マスク)氏が活用していると述べています。
誤った情報が拡散されたり、ネガティブな意見が増えてたり、暴動をあおる原因になったりと問題視する声も増えていました。
俳優の Mark Hamill(マーク・ハミル)氏や小説家 Stephen King(スティーブン・キング)氏なども X を辞めた有名人の一部です。
利用規約の変更
有料のサービスが増えたり、スパムが増えたり、最近では「AI学習に使用される」という新たな利用規約が、Xを離れる理由にもなっているようです。
X で写真やイラストなどを投稿していたユーザーが作品を削除したり、「Bluesky のアカウントを作った報告」をよく見かけたりするようになりました。
Bluesky のイチオシ機能
X や Threads などのソーシャルネットワークサービスと似ていますが、その中でもおすすめの機能について紹介します。
モデレーション
自分でカスタマイズできるということが人気の一つだと思います。
ホーム画面の返信、リポスト、引用などの表示・非表示を自分で選ぶこともでき、いろいろな設定においてユーザーに権限が与えられています。
ラベリングにも関わってきますが、自分の閲覧したくないジャンルの投稿を非表示にするといったセキュリティ設定もあります。
ラベリング
デリケートな内容(アダルトコンテンツや暴力的な映像など)を投稿する時、自分でラベルを付けます。
ラベルが警告の役目にもなり、制限をかけている閲覧者はその投稿を避けられるということですね。
この機能は、ユーザーの自由選択を大切にしているからで、個人で責任をもって情報を共有しようという思いを感じます。
きちんとラベルを付けていないとban(アカウント停止など)もあるそうですよ。
スターターパック
新規ユーザーにとってワクワクするような機能が、スターターパックです。
自分の入力した情報に基づいて、フォローのおすすめが出てきます。
すでに確立されたコミュニティに入ると、交流関係を広げやすいですし、自分からだけでは得られないつながりが生まれます。
最後に
Meta の Threads や X に比べると、まだまだ発展途上という点もありますが、ユーザーが急激に増えているところを見ると、今後に期待がもてます。
ほぼ日々英語 レイジーれいじです。
会社で英語が必要になり、三日坊主を脱すべく、ブログを書くことにしました。
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