「…する余地がある」を英語で言える?

英語フレーズ There is room to … ビジネス英語

― 今日のフレーズ ―
…する余地がある」を英語で言うと
There is room to …

room と言えば「部屋」がすぐ浮かびますよね?
しかし、会話の中で room は別の意味で使われることが多いです。

今回は辞書の1番目に掲載されていない room の使い方よく使う表現を確認しましょう。

There is room to … / There’s room to …
…する余地がある

room には不可算名詞

  1. 時間的・空間的な余裕
  2. 存在・活動の余地

という意味があります。

to の後には動詞の原形を続け、There is もしくは There’s で表現します。
There’s などの短縮された形は話し言葉でよく見られますよ。

(時間的・空間的な)余裕、使える場所

人と物が収まったり、自由に動いたり、好きなことをするのに十分な空きスペースがあること。

(存在や活動などの)余地、機会、可能性

特定の行動や行為にスペースがあり、人々はその行動をとることができる。

ビジネスの場面では「改善や交渉の余地がある」という表現でよく使われます。

There is room to 動詞 (動詞)する余地がある

There is room to further improve performance.
パフォーマンスをさらに向上させる余地はある。

There is room for 名詞 (名詞)の余地がある

There is room for further improvement in performance.
パフォーマンスをさらに向上させる余地はある。

There is no room for improvement.
改善の余地はない。

no を入れることで「余地はない」= 完璧 を意味します。

There is room to consider whether to install new equipment.
新たな設備を導入するかどうかを検討する余地はある。

There is room to reconsider some changes.
いくつかの変更を再考する余地はある。

「余地がある」という意味から、reconsider(再考する)や rethink(考え直す)のように接頭語の re がつく単語と一緒に使われることも多いです。

接頭語の re のもつ意味は「繰り返し」「再び」です。

There is room to rethink this project.
このプロジェクトについては再考の余地がある。

There is still room to provide services online.
オンラインでサービスを提供する余地はまだある。

― room を使った面白いフレーズ ―
There is always room for dessert.
デザートはいつでも食べられる。= デザートは別腹である。

日本語を英語にする練習

日本語を見て、すぐに英語を言ってみましょう!

今日の俺文
この提案を再考する余地がある。
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  ↓↓
  ↓
There is room to reconsider this proposal.

ほぼ日々英語 レイジーれいじです。
会社で英語が必要になり、三日坊主を脱すべく、ブログを書くことにしました。

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