NHKラジオ『中高生の基礎英語 in English』『英会話タイムトライアル』がおすすめな理由

最強英語番組!中学生の基礎英語と英会話タイムトライアル 英会話学習
Auntie
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現役英会話講師のAuntieです。

勉強してるのに話せない…と感じてる人には絶対知ってほしい!NHKラジオでも、自宅にいながら英会話トレーニングができる2つの番組を紹介します。

新学期、新学年、新年度。今度こそ英語を本気で学習したいアナタに2024年版 NHKラジオの英語講座をおすすめします。

今回はCEFR A2(英語初級者)向け『中高生の基礎英語 in English』『英会話タイムトライアル』を紹介します。
特に実践を意識している2番組です。

中学・高校レベルの内容となっていて、ダイアローグだけでなく解説もすべて英語のオールイングリッシュです。
身の回りの幅広い事柄について、中高生の英語で会話ができると実感する番組です。

瞬間的に英文を作るトレーニングが、10分に凝縮されています。
中学レベルの簡単な単語が中心で、難しい単語や文法を使っていません。
基本フレーズの練習、「対話カラオケ」と呼ばれるロールプレイがあり、テンポよく進行する番組に引っ張られ、思わず声に出してしまうと思います。

目指すのは「やさしい英語を使って自分の言いたいことを伝えられるようになる」です。
英文法を、実際にどんな場面でどのように使えばいいかイメージしやすいです。
すべて英語(中高生レベル)なので英語脳を鍛えられますし、プチ留学気分を味わえます。

独りでの練習に最適です。英語を話す機会がない人、英語を話すのが恥ずかしいと感じてる人に特に向いてます。
フレーズ定着・英文作成・自由返答の流れが実践的です。
金曜日の復習「対話カラオケ」が特におすすめで、相手を想定した返答や、とっさの一言練習も含め、一週間分の実力をチェックできます。

英語学習者によくある悩みで…

  • TOEIC®は600点あるけど話すのは苦手。
  • リーディングはできるけど、リスニングになるとついていけない。
  • これまでに英会話の勉強をしてこなかった。

これらに当てはまる人はズバリ「声出し不足」です

英語が話せるようになるためには、得た知識を「使う」必要があります。
そのためには音読がとても大事なんです。

声に出して練習することで、英語が定着し、覚えた内容をスピーキングを中心に使えるようになります。
また、自分が発音できる英語は聴きとれるようになるので、リスニングにも効果があります。

中高の6年間で学習した内容は英語の基礎となりますが、知識があるのと、自分で「使える」のとでは大きく違います。
これらの知識を「使う」ことができれば、一般的な日常英会話は可能ですし、自力で海外旅行にも行けますよ。

「使う」ためにも英語を「声に出して」音読しましょう!

Auntie
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音読はトレーニングの一種なので、つまらないかもしれませんが筋トレのつもりで取り組みましょう。

リスニング用音声や洋楽を聞き流すだけの学習は、初級の人が取り組んでも効果が上がりにくい勉強法です。
自分が「話せる」=「聴こえる」ですよ。お忘れなく!

何よりも継続が大切です。
日本に住んでいると、英語に触れる機会が限られているので、継続することで、英語に触れる時間を増やしましょう。

継続するためのコツは3つです。

習慣化するなら定期購読システムがおすすめです。

自分でテキストを買って、ラジオを聞くのはすぐに怠けちゃいそう…
買いに行かなくてもポストに届くので、買い忘れもありませんし、テキストが手元に実際に届くと自分にプレッシャーを掛けられます。

自分に投資するつもりで1年分をまとめて注文するといいですよ。

ノートを用意するよりは、テキストに書き込むべし。

テキストには書き込みの余白もたくさんあるので、講座を聴きながら直接書き込み、テキスト+ノートの一冊完結型にするといいですね。

以前『中学生の基礎英語1・2』が【推し】の5つの理由でもお伝えしましたが、毎日15分の習慣づけが大切です。

毎日していることと結び付ける
例:昼ごはんの後の休憩15分で集中して学習する

時間でなく学習場所を決める
例:通勤中の電車では聴く

番組のストーリーから、自分と一番近いキャラクターを見つけましょう。
キャラクターを見つけると感情移入しやすいので、より実際の会話に近い形で音読練習ができます

やり方】
①ストーリーの中に自分と似たキャラクターを見つける。
②場面と状況を把握し、ストーリーを聞きながら、キャラクターになったつもりで音読する。

『中高生の基礎英語 in English』には、住田萌乃さん(生徒役)、ゲーリー・スコット・ファインさん、ハンナ・グレースさん(講師役)が出演しています。

おすすめは生徒役になりきって、聴きながら参加することです。
自分の考えが英語で言えるようになるためにも、声に出してなりきり練習しましょう

【やり方】
①自分が生徒になったつもりで、二人の講師からの質問に答えてみる。
②必ず声に出す。相槌を含め、反応もしてみましょう。
③テキストは、分からなかったことを確認するために見る。

スピーキング特化型の講座なので、10分集中して瞬発力を鍛えましょう
制限時間を意識して、自分なりの表現をつくる練習です。

【やり方】番組がスタートしたら
①制限時間内に自分のアイデアで言ってみる。
②講師の解答例に合わせて声に出すイントネーションや強弱、発音に注意する。
③自力でチャレンジしてみる。余裕があれば1文加える。

【やり方】
番組の前に、制限時間を気にせず、日本語の例文を英語で表現する

番組が始まったら、
①テキストを見ずに、制限時間内に思い出しながら言ってみる。
②講師の解答例に合わせて声に出す。イントネーションや強弱、発音に注意する。テキストを見ながら声に出してもOK!
③テキストを閉じて、自力作文にチャレンジする

番組後には、ストーミングを再度聞いて、口からスムーズに出るまでやってみる効果大です。

NHKラジオ講座ほど、大切な要素が短時間に詰め込まれている番組はありません。
それでもどうしても忙しい人は、金曜日の放送を聞いて、必要に応じて各曜日にも戻ることもアリ。
弱点補強のために使う感じです。

学校で学んだ内容が「使える」ようになれば日常英会話は問題ありません。
私は学校の英語教育だけでワーキングホリデーに行きましたが、周りの人が意外にシンプルな英語を話しているので驚きました。
スピード、聞き取り、話し方に慣れるには練習が必要ですが、英語は「筋トレ」
声に出す」練習は絶対にアナタを裏切りませんよ!

ほぼ日々英語管理人レイジーれいじのおばAuntieです。
現役英会話講師。英検1級。TOEIC975点。れいじの学習を応援中です。

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