“Introduce yourself.” って言われた時に、名前と出身地くらいしか思いつかなくて…自己紹介って何を話せばいいの?
オンライン英会話では、毎回のように講師が違うことありますよね。
初めて会う講師に、スムーズに自己紹介できるよう前もって準備をしておきましょう。
準備が大事!
自己紹介は、いつ聞かれてもいいように、事前に用意しておきましょう。
① 書いておく
② 練習しておく
この2つさえ押さえておけば大丈夫。
今回は【① 書いておく】ためのフレーズを紹介します。
一緒に下のような自己紹介文を作ってみましょう。
目指す自己紹介文の例
Hello.
I’m Kentaro from Osaka and please call me Ken.
I work as an accountant and I’m a big fan of rugby.
I’m from a family of three: my father, my mother and me.
That’s all about me. Thank you.
ペンと紙を用意して、書いてみようかな。
自己紹介の内容
どのような場面で、誰を相手に自己紹介するかで、使い分けが必要な表現もあります。
日本語で話す時と同様、丁寧な言葉遣いが求められているか、そうでないかが基準です。
今回は『フォーマル』を会社など正式な場、上司やよく知らない人が相手な時、『カジュアル』を友達や家族、年代の近い人が相手な時としています。
あいさつから始める
『フォーマル』: Hello. / Good morning. / Good afternoon. / Good evening.
こんにちは。(昼夜関係ない一般的なあいさつ) / おはようございます。/ こんにちは。(昼のあいさつ) / こんばんは。
注意:Good day. 時代遅れな表現だが、オーストラリアでは普通に使われる。
『カジュアル』: Hey. / Hi. / Yo. / Hiya. / What’s up? / What’s good?
「こんにちは」というよりも「やあ」という感じ。
気軽な場面での「こんにちは」のイメージ。
聞きなれないフレーズも多いと思います。
自身が声に出してしっくりくるものを選んでみてください。
名前
基本はこちら。
I’m (名前).
私は(名前)です。
My name is (名前). / My name’s (名前). / This is (名前).
私の名前は(名前)です。
電話越しや相手が見えない時、大きな会場で話す時に使える。
日本人の名前は発音しづらかったり、長かったりするので、相手が言いにくそうだったら、呼び方の提案をしてみましょう。
例:シンイチロウを『シン』と呼んでもらいたい
(Feel free to just) Call me Shin. (気軽に)シンと呼んでください。
出身地や住まい
いろいろな国の人と話す時は「日本」でOK!
I’m from (国名). / I’m (国籍).
例:I’m from Japan. / I’m Japanese.
育った場所と今住んでいる場所が異なる場合
I grew up in (育った場所) but now live in (現在住んでいる場所).
私は(育った場所)で育ったが、今は(現在住んでいる場所)に住んでいる。
例:I grew up in Hiroshima but now live in Fukuoka.
生まれた場所と育った場所が異なる場合
I was born in (生まれた場所) but raised in (育った場所).
私は(生まれた場所)で生まれたが、(育った場所)で育った。
例:I was born in Fukuoka but raised in Hiroshima .
期間を言いたい時には現在完了が使えます。
例:I’ve been living in Osaka for 4 years. 大阪に住んで4年になります。
職業・職歴
職業を言う場合
I’m a/an (職業). / I work as a/an (職業).
私は(職業)です。 / 私は(職業)として働いています。
例:I’m a systems engineer. 私はシステムエンジニアです。
例:I work as a pharmacist. 私は薬剤師として働いています。
部署や会社名を言う場合
I work at/for (会社名) in the (部門・部署).
私は(部門・部署)の(会社名)で働いています。
例:I work at ABC company in the HR department. 私はABC社の人事部で働いています。
自営業や自分で仕事をしている場合
I work for myself. / I’m self-employed.
学業・学歴
I have a degree in (専攻分野).
私は(専攻分野)の学位を持っています。
例:I have a degree in economics. 私は経済学の学位を持っています。
I’m about to graduate.
私はもうすぐ卒業します。
I’m studying (分野・科目) to become (職業).
私は(職業)になるために(分野・科目)を勉強しています。
例:I’m studying psychology to become a clinical psychologist. 私は臨床心理士になるために心理学を勉強しています。
I’m studying psychology. だけでもOK
学校以外で勉強していることも言ってみましょう。
例:I’m taking an English course on the Internet. インターネットで英語のコースを取っています。
例:I’m learning about computer science on YouTube. YouTubeでコンピューターサイエンスについて学んでいます。
家族構成
ネイティブスピーカーが使うナチュラルな表現は
I’m from a family of (人数). / We are a family of (人数).
私は(人数)の家族の出身です。 / 私たちは(人数)の家族です。
例:I’m from a family of four. / We are a family of four.
I’m one of (人数) siblings.
私は(人数)兄弟姉妹のひとりです。
兄弟姉妹については siblings を使い、年齢の違いや男女については明言しないことも多い。
例:I’m one of four (siblings).
自身を含めた兄弟姉妹の人数を伝えられる。siblings は省略してもよい。
英語学習者が言いがちな文として…
△ I have four people in my family. ← 4人家族と言いたかった…
△ I have four siblings. ← 4人兄弟姉妹と言いたかった…
家族について聞かれていて、自身を含まずに人数を答えているので、少し違和感アリ。
○ There are five people in my family. (私の家族には5人いる。)はOK
趣味
好きなことや熱中していること、楽しんで行っていることを言う。love も気軽に使える。
I enjoy/love (好きなこと). / I enjoy/love + 動詞ing形(好きな活動).
例:I really enjoy tennis. / I love playing tennis.
I’m a big fan of (好きなこと).
大ファンです →(好きなこと)が大好きです。
例:I’m a big fan of baseball.
I’m into (好きなこと).
(好きなこと)にハマっています。
例:I’m really into baking. 私はパン作りにハマっています。
年齢
自己紹介で言う必要ではないが知っておくといい。
I’m (年齢) years old.
私は(年齢)歳です。
I’m in my early/mid/late + (○代).
私は(〇代)前半/半ば/後半です。
例:I’m in my mid-twenties. 私は20代半ばです。
2つ目の表現は、正確に年齢を知らなかったり、断定は失礼にあたったりすると考えられる場合、他人にも使えます。
例:She’s in her early teens. 彼女は10代前半です。
例:He’s in his late-forties. 彼は40代後半です。
締めの言葉
That’s all about me. Thank you.
私のことは以上です。ありがとう。
自己紹介の前に Nice to meet you. のやりとりが行われていなければ
Nice to meet you.
会えてうれしい → よろしくお願いします。
話を広げる
定型文を使い過ぎてつまらないと感じているアナタ!少しアレンジを加えてみましょう。
One thing (that) people don’t know about me is (that) …
人々が私について知らないことのひとつは…
One thing (that) you may not know about me is (that) …
あなたが私について知らないかもしれないことのひとつは…
… には、相手が知らなそうな情報、意外な趣味、すごい経験、ちょっと変だけど好きな・嫌いなことなどを続ける。
例:One thing you may not know about me is that I watch sports with my friends at home. あなたが私について知らないかもしれないことのひとつは、私は家で友人たちとスポーツ観戦をすることです。
ダラダラ言わない!
実際に自己紹介文を作ってみましょう。
上から5-7文選んで、自身の情報を入れてみると完成です。
Hello.
I’m Kentaro. Call me Ken.
I’m from Osaka.
I work as an accountant.
I’m from a family of three: my father, my mother and me.
I’m a big fan of rugby.
That’s all about me. Thank you.
上記の紹介は少し単調すぎてブツ切りな印象。
and を補って、5-7文を3文ほどに短くまとめてみるとスッキリ。
Hello.
I’m Kentaro from Osaka and please call me Ken.
I work as an accountant and I’m a big fan of rugby.
I’m from a family of three: my father, my mother and me.
That’s all about me. Thank you.
後半の自己紹介の方が自然で流れがあります。自己紹介なのでスムーズに言える方がいいですね。
慣れるまではメモをいつでも見えるところに置いておく。
メモがなくても言えることを目指しましょう。
自分のオリジナル自己紹介が完成したら、後は練習あるのみ。
どんどん使って、流れるような自己紹介を目指しましょう
ほぼ日々英語管理人レイジーれいじのおばAuntieです。
現役英会話講師。英検1級。TOEIC975点。れいじの学習を応援中です。
イラスト: Loose Drawing|https://loosedrawing.com/
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