どっちが正解?意味が似ている英単語使い分け【動詞5選】パート2

QUZ TIME 英単語の使い分け2 英語で一言
Auntie
Auntie

現役英会話講師のAuntieです。

「聞く」と聞いて、どんな英単語が浮かびますか?

真っ先に hear または listen だと思ったかもしれませんが、この2つは微妙にニュアンスが異なるんです。

今回は、同じ意味の英単語の使い分けをクイズ形式で紹介します。

2択クイズで、意味が似ている英単語の理解度をチェック!
答えは例文で確認できます。

quiz hear or listen

耳で何かを知覚するという意味の hear と listenですが、聞き方に違いがあります

hear 自然に聞こえてくる、耳を通して音に気づく

I hear music coming from my neighbor’s house.
隣の家から音楽が聞こえてくる。

listen 何かを聞き取るために集中して耳を傾ける

I listen to music on my way to work.
通勤途中に音楽を聴く。

プレイヤーから流れてくる音楽に注意を払っています。
「音楽鑑賞をする」も listen to music となります。

quiz borrow or rent

「…を借りる」の rent と borrow の違いは、何かを使うためにお金を払うかどうかです

rent お金を払って一定期間使用し、その後返却する

永久に所有するわけではありません。
レンタカーは rent + (a) car からできた言葉だと思います。

Let’s rent a car for our trip. It is better than taking the train.
旅にはレンタカーを借りよう。電車で行くよりいい。

borrow 無料で使ってから返す

I go to the local library to borrow books.
地元の図書館に本を借りに行きます。

quiz choose or select

どの程度慎重に選ぶのかが、使い分けのポイントです。
日常英語では select よりも choose が使われることが多いです。

choose 好みで選ぶ、必要に迫られて選ぶ

何かを選ぶ時、いくつかの可能性から自由に考慮した上で選択したり個人的な判断や好みに基づいて決断を下したりすることです。

Which should I choose?
どれを選べばいいんだ?
※ Which should I select? も可だが、ややかしこまった感じ

select 注意深く選ぶ、最高の選択をする

select は choose よりもフォーマルで、専門的な文脈でよく使われます
さらに高いレベルの注意と慎重さで、特定の目的のために選択肢を決定することです。

Fifteen players were selected and another eight were kept in reserve.
15人の選手が選ばれ、さらに8人が控えに回った。

quiz begin or start

begin の方がフォーマルで、start の方が日常会話で使われることが多いです。
正式な手紙や学術論文などフォーマルな文章を書く場合は、begin を使いましょう。

begin ある動作の最初または最も早い部分を実行するために進む、開始する

I have so much to say, I don’t know where to begin.
言いたいことがありすぎて、何から話していいかわからない。

start 機械などを始める、新しいビジネスを始める、(旅や活動を)出発する

She came here to start a business.
彼女はビジネスを始めるためにここに来た。

quiz want or hope?

want (単純に)何かをしたい・欲しい

hope よりもストレートな欲求でかつ現実的です。
何かをすることができると期待して、それが起こるようにします。

Many parents want to send their children to college.
多くの親が子供を大学に行かせたいと考えている。

hope 何かが起こってほしい・あるいはそうなってほしいと願う控えめな希望

未来に対する楽観的な願望起こるかどうかわからない未来を表します。
何かを確実にするために、できることは多くないし、起こる確率はおよそ半々であるという感覚です

Will the boss be at the meeting tomorrow? - I hope so.
明日のミーティングにボスは来るだろうか? - そう願うよ。

過去形で使われる場合、意味に大きな違いはないことが多いです。

I wanted her to win, and she did.
私は彼女に勝ってほしかったし、彼女は勝った。

I hoped she would win, and she did.
私は彼女が勝つことを願っていたし、彼女は勝った。

丁寧な依頼では want は使いません。
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普段何げなく使っている英単語にも、微妙に使い分けが必要なものがあるとお分かりいただけましたか?
まずは今回ご紹介の10単語の使い分けをしてみましょう。

ほぼ日々英語管理人レイジーれいじのおばAuntieです。
現役英会話講師。英検1級。TOEIC975点。れいじの学習を応援中です。

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