スマートグラスの進化が止まらない今、英語でテクノロジーを語れる力を身につけませんか?
Ray‑Ban Meta を題材に、ネイティブ同士の会話を通して、実践的な英語力と会話力を楽しく磨きましょう。
Ray‑Ban Meta glassesとは?
Ray‑Ban Meta は、Meta と Ray‑Ban が共同開発した次世代スマートグラスです。
クラシックなサングラスのデザインを保ちながら、写真・動画撮影、音楽再生、翻訳、AIアシスタントとの連携といった多彩な機能を搭載しています。
ラインナップは標準モデルからディスプレイを備えた高機能モデルまで幅広く、操作はスマホとの連携が基本となります。
また、この製品は Meta が進めるメタバースやAIへの投資戦略とも密接に関わっており、今後の進化や展開にも注目が集まっています。
リアル英会話から学ぶ英語フレーズ
Ray‑Ban Meta のスマートグラスについて話す二人のの会話です。
まずは、スクリプトを見ずに耳だけで内容を捉えてみてください。
ダイアログスクリプト

【音声+ダイアログを使った英語トレーニング法】に関してはコチラをご参照ください。
Ray‑Ban Meta って何?|英会話で使えるフレーズ
launch
They just launched.
launch
開始する、打ち上げる、売り出す
基本的には、「(何かを)始める・出す」という意味です。
ビジネスでは新製品やサービスの投入、映画や本の公開、ウェブサイトやキャンペーンの開始など幅広く使われます。
“launch a campaign(キャンペーンを始める)” や “launch a website(ウェブサイトを公開する)” のような表現はよく使われます。
We will launch our new app early this year.
私たちは今年の初めに新しいアプリを公開します。
tell me more
No, tell me more.
tell me more
もっと教えて、詳しく聞かせて
フレンドリーでカジュアルな表現。
相手の話に興味があるとき、追加の詳細や背景を求める場面でよく使われます。
フォーマルな場では “Could you tell me more about …?” の方が丁寧です。
I heard you went to Osaka Expo. Tell me more!
大阪万博に行ったって聞いたよ。詳しく聞かせて!
it’s almost like…
It is almost like having a smartphone on your face.
it’s almost like…
まるで…のようだ、…に近い感じがする
比喩的に説明するときや、似ているが完全には同じでないことを表すときに使うフレーズです。
相手に感覚や印象を伝えるときに便利です。
基本構文は It’s almost like + 名詞 / 主語 + 動詞 です。
“almost” が入ることで、「完全にそうではないけど、かなり近い」というニュアンスが加わります。
It was almost like my mom could read my mind.
まるで母が私の心を読めるかのようだった。
“almost” を外すと意味が強まり、断定的になります。
【例】It’s like magic.(本当に魔法みたい)
【例】It’s almost like magic.(魔法みたいだけど、ちょっと違う)
come in
Do they come in different versions?
come in
…の形で登場する、…の種類がある、…で手に入る
基本動作の意味は「入ってくる」ですが、商品や形式・バリエーションについて話すときは「…の形で提供される」「…の種類がある」という意味で使われます。
“come in” 単体では意味が曖昧。
直前・直後の語(colors, sizes, formats など)で判断しましょう。
The app comes in both free and paid versions.
そのアプリは無料版と有料版の両方が用意されています。
vivid
There’s a standard Ray‑Ban Meta with longer battery life and vivid video, a sporty model, and …
vivid
鮮やかな、生き生きとした、はっきりした
色や映像だけでなく、記憶・描写・感情・想像などにも使える形容詞です。
単に明るいだけでなく、印象に残る強い刺激や感覚を伴うことを示します。
The ad uses vivid video to get viewers’ attention.
その広告は印象的な映像を使って視聴者の注意を引きます。
“bright” は光や色の明るさ・鮮やかさを表し、”vivid” は「印象的で感覚に訴える」「記憶に残る」ような表現を指します。
high-end
There’s a standard Ray‑Ban Meta…, and a higher‑end Display model that comes with a wristband for texting and gesture control.
high-end
高級な、高性能な、上位モデルの
価格・品質・機能・ブランド力などが上位に位置することを示す表現で、主に商品のランクやターゲット層を示す際に用いられます。
文脈によっては「高すぎて手が届かない」「敷居が高い」といった否定的な含みを持つことがあります。
“high-end” 複合形容詞なのでハイフンでつなぎ、名詞の前に置くのが一般的です。
The company targets high-end customers with premium materials.
その会社は高級素材で上位顧客を狙っている。
crack cases
He always uses cool gadgets to crack cases.
crack cases
事件を解決する、謎を解く
特に警察や探偵の仕事で使われる表現で、難しい事件や謎を解決することを指します。
ミステリー小説やドラマだけでなく、ビジネスや日常会話でも「難しい問題を解決する」という比喩的な意味で使われます。
The detective cracked the case in two days.
その探偵は2日でその事件を解決した。
※ ここでの “the case” は、特定の事件を指しています。話し手も聞き手も「どの事件か分かっている」という前提があります。
you know what
And you know what, Meta says sales already tripled last year.
you know what
あのね、それでね、ちょっと聞いてよ
多くの場合、質問ではなく、話し手が会話の主導権を握るためのフレーズで、驚き・不満・喜びなどの感情を伴うことが多いです。
親しい相手とのカジュアルな会話向けの表現なので、フォーマルな場では避けましょう。
文頭で使われることが多いですが、文中で感情のブリッジとして使うこともあります。
My boyfriend was late. And you know what, he didn’t say sorry.
彼氏が遅刻したんだけど、あのね、謝りもしなかったんだよ。
triple
And you know what, Meta says sales already tripled last year.
triple
3倍にする、3倍になる
ビジネス、マーケティング、健康、テクノロジーなどさまざまな分野で頻出する語です。
例文では動詞として使われていますが、形容詞や名詞としても用いられます。
類義語には “double(2倍にする)” “quadruple(4倍にする)” があります。
Our website traffic tripled in just one month.
当社のウェブサイトのトラフィックはわずか1か月で3倍になった。
scramble to catch up
Apple and Google are scrambling to catch up.
scramble to catch up
遅れを取り戻そうと必死になる、追いつこうと慌てる
焦りや緊迫感がある口語表現で、仕事・学業・家事など、遅れが生じた状況によく使われます。
“scramble(あわてて動く、必死にやる)” と “catch up(追いつく、遅れを取り戻す)” を組み合わせた表現で、「追いつこうとしてバタバタしている」というニュアンスになります。
We’ve been scrambling to catch up with the backlog.
未処理の仕事に追いつくべくあたふたしています。
音声+字幕付きダイアログを使った英語トレーニング法
このトレーニングは、短時間でも効果的に英語力を伸ばしたい方におすすめです。
音声+字幕付きのダイアログを活用することで、リスニング・スピーキング・語彙力を同時に鍛えることができます。
- 意味チェック(語彙インプット)
新しい単語やフレーズをピックアップ
ノートにまとめて、例文と一緒に覚えると定着しやすい - ロールプレイ(5〜8分)
スクリプトを見ながら、登場人物になりきって音読
感情やイントネーションを意識すると、スピーキング感覚が身につく
余裕があれば、シャドーイング(音声を追いかけて発話)にも挑戦! - 音読(2〜3分)
音声に合わせて発話練習
英語のリズム・スピード・発音を体で覚える
短時間でも毎日続けることで、自然な英語の感覚が定着します。
今回紹介しているダイアログには音声と字幕が付いているため、このトレーニングにとても適しています。
お気に入りのダイアログで練習すれば、楽しみながら英語力アップにつながります!
英単語クイズ
クイック復習クイズ!次の文の空欄に当てはまる語句を、下の選択肢から1つ選んでみましょう。

答えは ☞ コチラ
最後に
新しいスマートグラスは技術だけでなく、会話のネタや英語表現の学びにもなります。
日常会話で紹介したフレーズを使って、ニュースを英語で語れるようになりましょう。

ほぼ日々英語管理人レイジーれいじのおばAuntieです。
現役英会話講師。英検1級。TOEIC975点。れいじの学習を応援中です。
音読さん | 音声読み上げソフト https://ondoku3.com/ja/



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