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【ビジネス英語】「決定権を持つ」を表す!call the shots の意味と使い方

英語フレーズ call the shots ビジネス英語

― 今日のフレーズ ―
主導権を握る」「重要な決定を下す」「最終決定権を持つ」を英語で言うと call the shots

次の文の空欄に当てはまる語句を、下の選択肢から1つ選んでみましょう。

Question
The manager ? ? ? about the budget.
takes the charge
calls the shots

答えは ☞ コチラ

英語の会議や交渉で「誰が決定権を持っているのか」を表現したいときに便利なのが “call the shots” です。

本記事では、このフレーズの意味や使い方、よくある間違い、類似表現との違いをわかりやすく解説します。

call the shots
主導権を握る、重要な決定を下す、最終決定権を持つ

ビジネスの場では、会議交渉職場での議論などで「誰が最終的に物事を決めるのか」を示すときによく使われます。

このフレーズは、企業内や交渉において戦略・予算・方向性を実質的に掌握している人物やグループ強調する役割を果たします。

つまり、責任者であり、重要な決定を下し、物事の進め方コントロールする存在を指しているのです。

【形】現在形(calls the shots)、進行形(is calling the shots)で使うのが一般的
【場面】ビジネスだけでなく、スポーツ・政治・家庭な幅広く使用可能
【トーン】ややカジュアルでイメージ鮮明。権威コントロール感強調できる

  • 簡潔で鮮明
    • 権限を持つと言うよりも、より強いイメージ主導権を握っていることを伝えられるのが特徴です。
    • 短いフレーズながら、聞き手に「誰が決定権を持っているのか」を直感的に理解させる力があります。
  • ニュートラルなトーン
    • 肯定的にも批判的にも使える柔軟さがあります。
    • 「彼がリーダーシップを発揮している」というポジティブな文脈でも、「彼女がすべてを仕切ってしまう」というやや批判的な文脈でも自然に使えるのがポイントです。
  • 柔軟性
    • 会議での発言や交渉の場面だけでなく、カジュアルな会話やプレゼン資料、報告書など、フォーマルからインフォーマルまで幅広く対応できます。
    • 状況に応じて使い分けることで、表現の幅がぐっと広がります

この表現は軍事射撃場ルーツがあります。

もともとは、指揮官が兵士に対して「どこに撃つか(shots)」を文字通り指示する場面から生まれました。

そこから転じて、状況コントロールし、最終的な判断を下す立場を表す比喩的な意味として使われるようになりました。

れいじ
れいじ

語源を知ると暗記ではなくイメージで覚えられる。 「撃つ場所を決める → 方向性を決める」と連想すれば、会議や交渉でも自然に思い出せそう。

実際の会話やビジネスシーンでどのように使われるのか、具体的な例文を見ると理解が深まります。

例文を参考に、場面ごとのニュアンスをつかんでみましょう。

In this company, the CEO calls the shots on big projects.
この会社では、CEOが大きなプロジェクトの決定をしている。

Who calls the shots in this industry now?
今、この業界で主導権を握っているのは誰ですか。

The team gives ideas, but the client calls the shots.
チームがアイデアを出すが、最終的に決めるのはクライアントだ。

In this merger, the bigger company calls the shots.
この合併では、大きい会社が主導権を握っている。

call the shots” は「誰が最終的に決めるのか」 を強調したいときに便利な表現です。

フォーマル度ニュアンスによって “be in charge” “run the show” “make the final call” と使い分けることで、より自然でプロフェッショナルな英語が身につきます。

英語表現日本語訳ニュアンス使用シーン
call the shots決定権を握るややカジュアルでイメージ鮮明。権威・最終判断を強調。会議で「誰が決定権を持つか」を強調するとき
be in charge責任者である中立的でフォーマル。役割や担当を淡々と伝える。上司に報告するメールなどフォーマルな場面
run the show仕切るカジュアルで親しみやすい。実際に采配を振るっているニュアンス。同僚との雑談や軽い会話
make the final call最終判断を下すややフォーマルで洗練された表現。意思決定の場面、報告書やプレゼン資料

call the shots
The CFO is calling the shots on next year’s budget.
CFOが来年度の予算を決定する権限を持っている。

be in charge
The CFO is in charge of preparing the annual budget.
CFOが年間予算の作成を担当している。

run the show
The CFO is running the show on next year’s budget discussions.
CFOが来年度の予算に関する議論を実際に仕切っている。

make the final call
The CFO will make the final call on next year’s budget.
CFOが来年度の予算に関する最終決定権を持つ。

日本語を英語にする練習

日本語を見て、すぐに英語を言ってみましょう!

今日の一文
予算についてはマネージャーが決めている。
  ↓↓↓
  ↓↓
  ↓
The manager calls the shots about the budget.

“call the shots” は、ビジネスの場で「誰が決定権を持つのか」を明確に伝えられる便利な表現です。

類似表現と使い分けることで、より自然でプロフェッショナルな英語を身につけましょう。

ほぼ日々英語 レイジーれいじです。
会社で英語が必要になり、三日坊主を脱すべく、ブログを書くことにしました。

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