最新ニュースや話題をネイティブと学習者の会話形式でご紹介します。
生きた表現と文化背景を一気にキャッチして、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使えるフレーズをマスターしましょう。
世界が注目!ロンドンで相撲開催
約40人のトップ力士がロンドンに集結し、ロイヤル・アルバート・ホールでは34年ぶりとなる相撲大会が開催されました。
力士たちは到着後、観光を楽しみながら地元の人々と交流し、大きな話題を呼びます。
会場は円形構造ならではの迫力があり、太鼓や儀式などを通じて日本文化を体感できる演出も随所に盛り込まれました。
横綱同士の対決や開会式は歴史的な瞬間となり、多くのファンの心を惹きつけています。
リアル英会話から学ぶ英語フレーズ
ロンドンの相撲大会についての実際の会話を通して、生きた表現や臨場感あふれるフレーズを学んでみましょう。
まずは、スクリプトを見ずに耳だけで内容を捉えてみてください。
ダイアログスクリプト

【音声+ダイアログを使った英語トレーニング法】に関してはコチラをご参照ください。
ロンドンの相撲大会から学ぶ!感動を伝える英語表現10選|意味・使い方・例文付き
be hooked
It was my first time, and I’m hooked.
be hooked
夢中になる、ハマる
何かに強く惹かれて、抜け出せないほど夢中になっている状態を表します。
ポジティブな意味で使われることが多く、趣味やお気に入りの番組などにぴったり。
“be hooked on” は、名詞や動名詞を伴って使われることが多い表現です。
I’m hooked on this radio show. I listen to it every morning.
このラジオ番組に夢中で、毎朝それを聴いています。
“addicted” は依存症のようなネガティブな意味になることがあるので、日常会話では使い方に気をつけましょう。
wrestler
I couldn’t believe the size of the wrestlers, some over 500 pounds!
wrestler
レスリングや相撲の選手
相撲やプロレスなど、レスリング競技に取り組む選手を指す英単語です。
“wrestler” は、レスリング競技全般の選手を広く指すため、使う際には文脈に応じた表現の工夫が求められます。
競技明確にしたいときは、”sumo wrestler(相撲選手)” “professional wrestler(プロレス選手)” と表現するのが自然です。
The wrestler bowed before the match began.
レスラーは試合が始まる前にお辞儀をした。
something else
I’ve followed sumo for years, but seeing it live in London after 34 years was something else.
something else
すごい、印象的
直訳すると「他の何か」ですが、実際には「他とは比べ物にならないほどすごい!」という意味で使われます。
驚きや感激をそのまま表現できる便利なフレーズです。
His new art exhibit is something else!
彼の新しいアート展示は本当にすごい!
electric
And the atmosphere was electric.
electric
熱気にあふれた、エネルギッシュな
“electric” は、イベントや場所の雰囲気が活気に満ちている様子を表します。
「電気的」ではなく、「興奮」「熱狂」を表す比喩的な使い方です。
コンサートやスポーツの試合など、熱気が最高潮になる場面で、耳にすることが多い言葉です。
The festival venue was electric as the fireworks began.
花火が始まると、フェスティバル会場は熱気に包まれた。
give someone goosebumps
The opening ceremony gave me goosebumps, all the wrestlers together, with drums and banners.
give someone goosebumps
鳥肌が立つほど感動させる
用法は give + 人 + goosebumps です。
寒さだけでなく、感動や恐怖でも鳥肌が立つことがあります。
英語ではその感覚を “goosebumps” で表現します。
Her serve at match point gave me goosebumps.
彼女のマッチポイントでのサーブは鳥肌ものだった。

Auntie
鳥肌は “goosebumps”。間違っても “goose skin” とは言いません!
banner
The opening ceremony gave me goosebumps, all the wrestlers together, with drums and banners.
banner
横断幕、旗
イベントやデモ、セールなどでよく見かける、文字や模様が描かれた大きな布。
スポーツ会場やフェスでも定番です。
視覚的な訴求力があるため、企業イベントでもよく使われます。
A group of people carried protest banners during the demonstration.
デモ中、大勢の人々が抗議の横断幕を掲げていた。
a piece of something here
It felt like a piece of Japan here.
a piece of something here
ここにいながら異文化を味わえる
遠くの文化や雰囲気を身近に感じるときに使える表現です。
会話になった “a piece of Japan here” は、自然な表現で、日本の文化がロンドンに運ばれてきたような感覚を意味しています。
“piece” は「断片」や「一片」という意味から派生していて、”a piece of Japan” のほかに “a slice of Japan” “a taste of Japan” も同じニュアンスで使えます。
“here” の後に “in town/in the city/in our park” など具体的な場所を入れるとより自然です。
That ramen shop is like a piece of Fukuoka here in our neighborhood.
あのラーメン屋は、この近所にいながらまるで福岡にいるみたいだ。

Auntie
“a taste of …” も同じように使えて、食べ物以外の体験にも応用できます。
The jazz festival gave us a taste of New York here in our small town.
(ジャズフェスは私たちの小さな町でニューヨークの雰囲気を味わわせてくれた)
clash
And the clash between Onosato and Hōru, what a showdown!
clash
激突、対決
「衝突する」「対立する」というニュアンスを強調し、激しい対立や戦いを意味します。
英語圏ではスポーツ中継やニュースで頻繁に耳にすることができ、スポーツや論争、ビジネスの対立やカラーパレットの組み合わせでも使うことできます。
Tomorrow’s tournament is going to be a real clash between the top two teams.
明日のトーナメントは、トップ2チームによる本当に白熱した対決になるだろう。
showdown
And the clash between Onosato and Hōru, what a showdown!
showdown
大一番、天王山
勝敗が決まる緊迫の瞬間や、最後の大勝負を意味します。
スポーツや映画のクライマックスなどでよく登場する表現です。
会話では “What a showdown!(何という決戦だ!)” のように感嘆形で使うとインパクト大です。
The match between the two rivals was a real showdown.
ライバル同士の試合はまさに大一番だった。
miss a historic moment
Tickets sold out months ago, but I’m glad I didn’t miss this historic moment.
miss a historic moment
歴史的瞬間を見逃す
スポーツの名場面や天文現象、政治的イベントなど、見逃したくない瞬間に使える表現です。
否定文にすると「見逃さない=貴重な体験ができる」というニュアンスにもなります。
Don’t miss the historic moment when the comet appears in our sky.
彗星が現れるその歴史的瞬間を見逃さないでください。
英単語クイズ
クイック復習クイズ!次の文の空欄に当てはまる語句を、下の選択肢から1つ選んでみましょう。

答えは ☞ コチラ
音声+字幕付きダイアログを使った英語トレーニング法
このトレーニングは、短時間でも効果的に英語力を伸ばしたい方におすすめです。
音声+字幕付きのダイアログを活用することで、リスニング・スピーキング・語彙力を同時に鍛えることができます。
- 意味チェック(語彙インプット)
新しい単語やフレーズをピックアップ
ノートにまとめて、例文と一緒に覚えると定着しやすい - ロールプレイ(5〜8分)
スクリプトを見ながら、登場人物になりきって音読
感情やイントネーションを意識すると、スピーキング感覚が身につく
余裕があれば、シャドーイング(音声を追いかけて発話)にも挑戦! - 音読(2〜3分)
音声に合わせて発話練習
英語のリズム・スピード・発音を体で覚える
短時間でも毎日続けることで、自然な英語の感覚が定着します。
今回紹介しているダイアログには音声と字幕が付いているため、このトレーニングにとても適しています。
お気に入りのダイアログで練習すれば、楽しみながら英語力アップにつながります!

ほぼ日々英語管理人レイジーれいじのおばAuntieです。
現役英会話講師。英検1級。TOEIC975点。れいじの学習を応援中です。
音読さん | 音声読み上げソフト https://ondoku3.com/ja/
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