
「お盆」って英語でどう説明する?
日本文化を英語で伝える力が求められる今、「お盆」を英語で説明できますか?
この記事では、実際の会話例をもとに、日常・ビジネス英語に使える表現を楽しく学べます。
はじめに【力試しクイズ】
次のクイズにチャレンジしてみましょう。

正解は ☞コチラ の例文をチェック!
お盆って英語でどう説明する?英会話ダイアログで学ぶリアルな英語表現
お盆について話す二人のスピーカーの会話を聞いてみましょう。
まずは、スクリプトを見ずに耳だけで内容を捉えてみてください。
ダイアログのスクリプト

【音声+ダイアログを使った英語トレーニング法】に関してはコチラをご参照ください。
実際の会話で使われた英語フレーズ11選
some kind of + 名詞
Is there some kind of festival going on?
some kind of + 名詞
何らかの…、…みたいなもの
何かを曖昧に表現したいとき、ネイティブがよく使う便利なカジュアル表現です。
日本語の「…みたいな感じ」に近く、どこか不確かだけど、それっぽいものを指したいときのニュアンスが込められています。
She brought some kind of dessert, but I’m not sure what it was.
彼女が何かデザートを持ってきたけど、何だったかは分からない。
go on
Is there some kind of festival going on?
go on
(何かが)起きている、進行中である
状況やイベントが進行していることを伝えるときに使います。
日常会話でもビジネスシーンでもよく登場する表現で、何かが「今まさに起こっている」ことを指します。
“Go on, I’m listening.(話を続けてください、聞いてますよ)” など、文脈によって意味が変化するため、状況に合った使い方が重要です。
What’s going on here?
ここで何が起こってるの?
I’ve never heard of …
I’ve never heard of it.
I’ve never heard of …
…ついて聞いたことがない
初めて聞く物事に対して、驚きや興味を示したいときに使えるフレーズです。
話題の対象が自分にとって未知であることを伝えるときに使用します。
会話に自然なリアクションとして加えることで、コミュニケーションが円滑になります。
I’ve never heard of that novel.
その小説は聞いたことがない。
What’s it all about? / What is something all about?
What’s it all about?
What’s it all about? / What is something all about?
それって一体何なの?
このフレーズは、話題や状況の本当の意味や目的を知りたいときに使います。
驚きや困惑を含んだニュアンスを伝えることができ、会話の核心に迫るときにぴったりです。
“all” を入れることで強調され、「一体どういうことなの?」というニュアンスになります。
カジュアルにもフォーマルにも使える表現ですが、トーンを柔らかくしたい場合は “Can you explain what it’s about?(それについて説明してもらえますか)” などに言い変えると自然です。
What is this meeting all about?
この会議って一体何なの?
actually + 動詞
So what do people actually do?
actually + 動詞
実は…する
自分の気持ちや事実を訂正したり、相手の予想とは違う情報を提示したりするときに便利な表現です。
自分でもちょっと意外に感じていることを伝える場面でよく使われます。
謙虚に意見を言うときや、場を和ませたいときにもぴったりです。
I actually prefer tea over coffee.
実はコーヒーより紅茶派です。
Got it.
Got it.
Got it.
わかった、了解です
日常会話で指示や説明を理解したことを伝える、カジュアルで簡潔な表現です。
チャットやメールでもよく見かける、使いやすいひと言です。
カジュアルな表現のため、目上の方やフォーマルな場面では “Got it.” の使用は避けるのが無難です。
ビジネスシーンでは “Understood.” “I understand.” のように、より丁寧な表現が適しています。
Please send the report by noon. ― Got it.
レポートは正午までに送ってください。― 了解です。
send someone off
We also light special bonfires called mukaebi to welcome them and okuribi to send them off.
send someone off
(誰か)を見送る、送り出す
旅行、留学、異動などの出発シーンや、感情的な別れの場面でも登場する、英会話では欠かせないフレーズです。
心のこもった別れを演出したいときにぴったりです。
I came to the airport to see my son off.
息子を見送るために空港に来ました。
part of + 名詞
Are those part of it too?
part of + 名詞
…の一部
プロジェクト・イベント・計画など、全体の中の一要素を示す際に便利で、ビジネスや日常会話の場面で幅広く使われます。
This is part of the plan.
これは計画の一部です。
help + something + (to) 動詞
The lanterns help guide the spirits back home.
help + something + 動詞 / help + something + to 動詞
(人・もの)が…するのを助ける
さまざまな場面で、目的語(人・もの)の動作を助けるときに自然に使える構文です。
“to” を使っても使わなくても文法的に正しいですが、ネイティブはシンプルな表現を好むため “to” を省略することが多いです。
This app helps students learn English.
このアプリは学生が英語を学ぶのを助けます。
adorable
That’s adorable!
adorable
非常にかわいい、愛らしい
子どもやペットなど、目にした瞬間に「かわいすぎる!」と思う対象にぴったりな英語表現です。
日常会話で感情を込めて愛らしさを表現するときに使われる、英語圏でも人気の単語です。
That kitten is absolutely adorable!
あの子ネコ、めちゃくちゃかわいい!
No problem.
No problem, Tom!
No problem.
どういたしまして。/ 気にしないで。
「ありがとう」と感謝されたとき、英語での返答として定番のひとつです。
気軽なやり取りの中でよく登場し、フレンドリーな印象を与えることができる便利な表現です。
目上の人や丁寧さを求められる場面では “You’re welcome.” や “My pleasure.” が適切です。
Thanks for your help! ― No problem.
助けてくれてありがとう!― どういたしまして。
お盆にまつわる英単語
英語でも、お盆に関連する儀式や象徴を表す語彙は数多くあり、日本の伝統的な風習も十分に言い表すことができます。
ここでは、先ほどの会話に登場した単語を中心に、お盆に関する主なキーワードをまとめてご紹介します。
ancestors
祖先
spirits
霊
graves
墓
visit graves
墓参りする
burn incense
線香を焚く
offerings
供え物
lanterns
提灯
bonfire
送り火
音声+字幕付きダイアログを使った英語トレーニング法
このトレーニングは、短時間でも効果的に英語力を伸ばしたい方におすすめです。
音声+字幕付きのダイアログを活用することで、リスニング・スピーキング・語彙力を同時に鍛えることができます。
- 意味チェック(語彙インプット)
新しい単語やフレーズをピックアップ
ノートにまとめて、例文と一緒に覚えると定着しやすい - ロールプレイ(5〜8分)
スクリプトを見ながら、登場人物になりきって音読
感情やイントネーションを意識すると、スピーキング感覚が身につく
余裕があれば、シャドーイング(音声を追いかけて発話)にも挑戦! - 音読(2〜3分)
音声に合わせて発話練習
英語のリズム・スピード・発音を体で覚える
短時間でも毎日続けることで、自然な英語の感覚が定着します。
今回紹介しているダイアログには音声と字幕が付いているため、このトレーニングにとても適しています。
お気に入りのダイアログで練習すれば、楽しみながら英語力アップにつながります!
最後に
英語で文化を語れると、会話の幅がぐっと広がります。
ぜひ今回のフレーズを活用して、日本らしいストーリーを英語で伝えてみてください。

ほぼ日々英語 レイジーれいじです。
会社で英語が必要になり、三日坊主を脱すべく、ブログを書くことにしました。
音読さん | 音声読み上げソフト https://ondoku3.com/ja/
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