
NHKの新番組『会話が続く!リアル旅英語』を見て、リスニングに自信がなくなりました…

Auntie
とある生徒様が嘆いていたので、どんな番組なのか調べてみました。
『会話が続く!リアル旅英語』はどんな番組?
番組を通してリアルな英語に触れるというコンセプト。
ネイティブスピーカーの遠慮のないハイスピードな会話を聞いて、フレーズを学び、リスニング力を鍛える流れです。

Auntie
ラジオ英語講座は学習要素が強めですが、この番組はネイティブの会話が中心なので面白いです。
レベル設定 A2-B1
NHK によると『会話が続く!リアル旅英語』は、CEFER A2-B1 の設定であり、身近な事柄について簡単な報告ができるレベルと、日常生活のほとんどの場面が理解できるレベルの中間です。
海外旅行で様々な場面に対応できるレベルを目指していくことですね。
NHKラジオ英語講座の『英会話タイムトライアル』と『ラジオ英会話』の中間に位置し、『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』が同じレベル帯です。
出演者になったつもりで英語を話すべし
出演者と同じように番組に参加する学習スタイルが良さそうです。
番組をリアルタイムで見ていたら、声に出して言ってみましょう。
録画や見逃し配信サービスで視聴しているなら、一時停止をして、書き取る(ディクテーション)がおすすめです。
【ディクテーション】
英語音声を聞いて、ノートに書き取るトレーニング。
①原文を聞く。
②もう一度繰り返し聞いて書き取る。スペルはあまり気にしない。
③再度聞いて、聞き取れなかった箇所は、文法や前後の流れから単語を入れてみる。
④答え合わせをする。
書くことで、聞き取れていない部分が浮き彫りになります。
サウンドルールが学べる
聞き取れなかった理由を、リエゾン(子音、母音、単語の関係で起こる音の変化)とともに、なぜ聞き取れなかったのかを説明してくれます。
必ずテレビの前で声に出して練習してみましょう。
番組内には専門的な解説はありませんが(※)、紹介されたフレーズの音声変化をマスターする気持ちで覚えてみてください。
※テキストに詳しい解説があります。
テキストがちょうどいい
テキストが無理なく取り組めるちょうどいい量です。
番組内の会話も収録されており、視聴者が番組中のフレーズを聞きながら書き込めるスペースも用意されています。
表現の解説は「ネイティブはこう使う」といった日常英会話に近いもので、音声解説には番組では説明しきれなかった細かい情報が盛り込まれています。

Auntie
カタカナで読みが書かれているので、賛否両論あるかもしれませんが、言葉の響きを伝えるのに役立っていると思います。
仲間がいる
出演者の答えは完璧とは言いがたいですが、視聴者が共感できる内容です。
スペルミスや聞き間違いもそのまま放送されるので、ハードルが下がります。
あまりのスピードの速い会話に「無理だ」と思っても、同じような境遇の仲間がいれば、もう少し頑張ろうと思えるはずです。

Auntie
英語学習者がやりそうな間違いだから「そう聞こえた」と同意しちゃいそう。
最後に
NHKテレビ『会話が続く!リアル旅英語』について紹介しました。
番組の構成は、映画やドラマを通して英語を学ぶ学習ステップと同じです。
今後、字幕なしで英語のビデオを見たい方は、ぜひチェックしてみてください。

ほぼ日々英語管理人レイジーれいじのおばAuntieです。
現役英会話講師。英検1級。TOEIC975点。れいじの学習を応援中です。
Loose Drawing|無料で商用利用可能なフリーイラスト https://loosedrawing.com/
コメント