― 今日のフレーズ ―
「よくも悪くも」を英語で言うと for better or worse

会議での一言が英語で言えたら…
そんな瞬間、ありますよね。
英語には、結果を受け入れるニュアンスを持つ便利なフレーズがあります。
そのひとつが “for better or worse” です。
本記事では、この表現の意味やニュアンス、ビジネスと日常での使い分けを分かりやすく解説します。
“for better or worse” の意味とは?
for better or worse
よくも悪くも、良くても悪くても
“for better or worse” は「よくも悪くも」「良くても悪くても」というニュアンスで、物事の結果がどうであれ受け入れる姿勢を示す表現です。
文頭に使っても文末に使っても自然です。
文頭・文末でニュアンスが変わる使い方
文頭・文末でも意味は基本的に同じですが、語順によって感情のこもり方や話のトーンが少し変わります。
文頭に置くと「受け入れるしかない現実感」が強く、文末に置くと「状況への淡々としたコメント」という感じになります。
【文頭】
For better or worse, he’s leading the team.
良くも悪くも、彼がチームを率いている。
「良くても悪くても」というフレーズで、話のトーンをまず提示してから、事実(彼が率いている)を述べる言い方です。
【文末】
He’s leading the team, for better or worse.
彼がチームを率いている。良くも悪くもね。
事実(彼が率いている)を先に言って、その結果について「良くても悪くても」というニュアンスをあとで加える言い方です。
よくある間違い
“for better or worse” は セットで使う のが自然な英語表現です。
途中の語を変えると不自然になってしまいます。
“bad” は対義語に見えますが、英語ではこの組み合わせは使いません。
ビジネス英語での活用例
For better or worse, WBC is a small, family-run company.
よくも悪くも、WBCは小さな家族経営の会社だ。
Work is becoming more flexible, for better or worse.
よくも悪くも、仕事はより柔軟になってきている。
For better or worse, we need to accept his ideas.
よくも悪くも、私たちは彼の考えを受け入れる必要がある。
ミニテスト
日本語を英語にする練習
日本語を見て、すぐに英語を言ってみましょう!
今日の表現
よくも悪くも
↓↓↓
↓↓
↓
for better or worse
今日の俺文
良くも悪くも、彼が私たちの新しいチームリーダーです。
↓↓↓
↓↓
↓
For better or worse, he is our new team leader.
最後に
“for better or worse” のような曖昧さを含む表現は、英語に深みを加えてくれます。
日々の会話やビジネスシーンで使いこなせるように、ぜひ実践してみてください。

ほぼ日々英語 レイジーれいじです。
会社で英語が必要になり、三日坊主を脱すべく、ブログを書くことにしました。
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