― 今日のフレーズ ―
「…による」「…次第」「…にかかっている」を英語で言うと depend on
英単語クイズ
次の文の空欄に当てはまる語句を、下の選択肢から1つ選んでみましょう。

答えは ☞ コチラ
ビジネス英語で頻出する “depend on“。
シンプルながら、条件や依存関係を表すのに欠かせない表現です。
この記事では、基本の意味からビジネスでの使い方、よくある間違い、関連表現までわかりやすく解説します。
“depend on” の基本の意味
depend on
…による、…次第、…にかかっている
何かが別の要素に依存している、影響を受けていることを表します。

「ケースバイケースだね」と言いたいときに便利です。
ビジネスでの使いどころ
- 意思決定が条件に左右されるとき
- 成果や結果が特定の要因に依存するとき
- 柔軟性や不確実性を表現したいとき
The success of the project depends on team cooperation.
このプロジェクトの成功は、チームの協力次第です。
超定番フレーズ|It depends.
“It depend on” は、日常会話でもビジネスでもよく使われる便利な返答です。
日本語でいう「時と場合による」「状況次第だね」にあたります。
It depends on how I feel in the morning.
朝の気分次第だね。
It depends on who the project leader is.
プロジェクト・リーダーが誰なのかによる。
“It depend on.” だけで終わると、「何に依存してるの?」と聞き返されることがあります。
できるだけ「何に依存しているのか」を続けて説明すると、会話がスムーズになります。
ビジネスでよく使う “depend on” の例文集
実際の会議やメールでそのまま使える、ビジネスシーンに適した例文をいくつか紹介します。
Our budget depends on next quarter’s sales.
予算は、次の四半期の売上に左右されます。
Whether we launch the product this month depends on the final approval.
今月の製品発売は、最終承認が得られるかどうかにかかっています。
The delivery timeline depends on the supplier’s schedule.
納期は、仕入先のスケジュールに依存しています。
よくある間違い
頻繁に使うフレーズだからこそ、正しく覚えて使いこなしましょう。
前置詞の抜け
“depend on” は必ず “on” を伴うため、この前置詞を忘れると不自然な英文になってしまいます。
主語との一致
主語が単数か複数かによって動詞の形が変わるため、文法的な正確さに注意が必要です。
単数主語 → depends
複数主語 → depend
【単数主語:the result】The result depends on the data.
【複数主語:the results】The results depend on the data.
“rely on” との違い
似た表現でもニュアンスが異なるため、状況に応じて正しく使い分けることが大切です。
depend on:状況や条件に左右される
rely on:信頼して頼る
The outcome depends on the market.
結果は市場次第です。
We rely on our IT team to maintain the system.
システムの維持はITチームに頼っています。
関連表現・言い換えフレーズ
今回は取り上げた “depend on” は、英語の中でも最も一般的で汎用性の高い表現のひとつです。
フォーマルからカジュアルまで、多様な言い換え表現を確認してみましょう。
be contingent on(フォーマル)
「…を条件とする」「…に依存する」という意味を持つ、やや硬めの表現です。
契約書や公式文書など、フォーマルな場面でよく使われます。
The bonus payment is contingent on achieving the annual sales target.
ボーナスの支給は、年間売上目標の達成を条件としています。
hinge on(強調・比喩的)
「…にかかっている」「…がカギだ」というニュアンスを持ち、会話やプレゼンでインパクトを出したいときに使われます。
比喩的で強調のニュアンスがあり、ややドラマチックに響きます。
The success of the deal hinges on the negotiation tomorrow.
取引の成功は明日の交渉にかかっています。
be up to(カジュアル)
意思決定や責任が誰かに委ねられているときに使うカジュアルな表現です。
社内の会話やフランクなやり取りでよく登場します。
It’s up to you.
君次第だよ。
※最も有名なフレーズですね。
ミニテスト
日本語を英語にする練習
日本語を見て、すぐに英語を言ってみましょう!
今日の表現
…による、…次第、…にかかっている
↓↓↓
↓↓
↓
depend on
今日の一文
予算によります。
↓↓↓
↓↓
↓
It depends on the budget.
最後に
“depend on” は条件や依存関係を示す便利な表現で、ビジネスから日常会話まで幅広く使えます。
“It depends.” に加えて “rely on” や “hinge on” なども覚えておくと、表現力がさらに豊かになります。

ほぼ日々英語 レイジーれいじです。
会社で英語が必要になり、三日坊主を脱すべく、ブログを書くことにしました。
ぼちぼちとそれなりにちょっとずつ英語を楽習していきます。
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